スイスの時計ブランド「チューダー(TUDOR)」は、確かな品質と洗練されたデザインを備えながら、手に取りやすい価格帯で多くのファンを獲得しています。
この記事では、チューダーの時計の特徴はもちろん、姉妹ブランドである「ロレックス(ROLEX)」との違いを項目ごとに比較します。
初めての一本としても人気の高い代表的なモデルや、選ばれる理由についても紹介しているので、高級時計の購入を検討している人や所有するモデルの価値を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Contents
1. スイスの時計ブランド「チューダー」とは?
チューダーは、実用性とデザイン性を兼ね備えた腕時計を展開するスイスの時計ブランドです。
高い防水性や耐久性を備えたモデルが多く、日常使いからアウトドアまで、幅広いシーンで活躍する時計をラインナップしています。
ここでは、チューダーをより深く知ることができる、歴史やロレックスとの関係について解説します。
チューダーの店舗についてもまとめているので、実物を見てみたいと考えている人もぜひチェックしてみてください。
1-1. チューダーの歴史
チューダーは、1926年にロレックスの創設者であるハンス・ウイルスドル氏によって誕生したブランドです。
1950年代以降は、ブランドの顔ともいえるダイバーズウォッチやミリタリー用途の時計を展開し、過酷な環境下でも使用できる高い実用性を強みとして、ロレックスとは異なる独自の路線でファンを獲得していきました。
長年にわたり機能性を追求してきた姿勢は現在のコレクションにも受け継がれており、伝統的なデザインと現代的な技術を融合させたブランドとして進化を続けています。
1-2. チューダーの店舗数
チューダーは日本国内にも複数の正規販売店があります。
日本におけるチューダーの代表的な正規販売店は、以下のとおりです。
- 大丸東京店
- 伊勢丹新宿店
- 西武池袋本店
- 高島屋新宿店
- タカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋
- 髙島屋横浜店
- 大丸京都店
- チューダー ブティック 大阪
2026年1月時点で、日本では計36店舗の正規販売店が展開されているため、最新の店舗情報については公式ウェブサイトを確認するとよいでしょう。
1-3. ロレックスとの関係
チューダーは、当初「ロレックスと共通の部品を使いながらも、手頃な価格で提供するブランド」をコンセプトに設立されたこともあり、ロレックスの姉妹ブランドともいえる存在です。
ロレックスの理念や品質基準を引き継いでいる一方で、価格帯やデザイン、コレクションの方向性は明確に差別化されており、チューダーはより実用性や個性を重視したモデルを展開しています。
さらに近年では、自社製ムーブメントの開発にも力を入れていることから、「ロレックスの廉価版」という古いイメージは払拭され、現在ではチューダーそのもののデザインや機能性を評価して購入するファンが増えています。
2. ロレックスとの違いを項目ごとに徹底比較
チューダーとロレックスは姉妹ブランドということもあり、似ているポイントも多い一方で、それぞれの強みや特徴には明確な違いがあります。
ここでは、両ブランドの違いを理解するために、4つの項目に分けて比較します。
ブランドごとの違いを知り、自分のライフスタイルや価値観に合った一本を選ぶ判断材料にしてみてはいかがでしょうか。
2-1. ブランドイメージ
チューダーは「ロレックス의 廉価版」と言われた歴史があるものの、現在では独自の路線を切り拓いたスポーツウォッチブランドとして評価されています。
若年層を中心に、「手頃な価格で高品質な時計」というコストパフォーマンスの良さが支持されており、ヴィンテージ愛好家にとっても魅力的なモデルが多いブランドです。
一方で、ロレックスは言うまでもなく高級時計のトップブランドであり、「ステータスシンボル」や「資産価値が高いブランド」の代表格といえます。
卓越した品質と伝統に裏打ちされた絶対的な知名度と信頼感があり、着用することで得られる満足感は、ロレックスならではの魅力です。
2-2. スペック
チューダーとロレックスでは、搭載されるスペックにも明確な違いがあります。
チューダーは高い防水性や耐久性を備えながら、近年は自社製ムーブメントを採用し、精度やパワーリザーブといった実用性を重視した設計が特徴です。
一方、ロレックスは独自開発のムーブメントをはじめ、厳格な精度基準や耐磁性・耐衝撃性などを追求しており、長期間安定して使用できる最高水準の性能を誇ります。
2-3. 価格
新品価格の目安として、ロレックスのメンズモデルは2026年2月現在、税込90万円台からとされていますが、チューダーは30万円台から購入可能です。
この価格差の背景には、前述した素材やムーブメントの違いがあり、ロレックスが高コストな素材や工程を惜しみなく投入しているのに対し、チューダーはコスト意識を持った設計であることが要因といえます。
2-4. アフターサービス
両ブランドとも、新品購入時には5年間の国際保証が付帯します。
なお、チューダーについては、2020年以降に購入したモデルが対象となります。
故障時には正規のサービスセンターで無償修理が受けられる点も共通しています。
日本国内ではロレックス社がチューダーのサービスも手掛けており、アフターサービスの内容に大きな差はありません。
3. ロレックスにも負けない!チューダーの特徴3選
チューダーは、「ロレックスに近い存在」として語られることが多い一方で、独自の魅力もしっかりと備えています。
ここでは、チューダーがロレックスにも引けを取らないとされる理由を、3つのポイントに分けて解説します。
それぞれの特徴を知ることで、価格以上の満足感を得られる理由や、自分に合ったモデル選びのヒントが見えてくるはずです。
3-1. ロレックスのDNAを受け継ぐ品質
チューダーが展開している時計は、ケースやブレスレットの堅牢性、長時間の使用を想定した設計思想など、基本性能に対する考え方がロレックスと共通しています。
さらに、厳格な品質管理のもとで製造されており、日常使いでも安心して着用できる高い信頼性を備えています。
高級感と実用性を両立した品質は、時計の老舗であるロレックスの姉妹ブランドだからこそ実現できる、価格帯を超えた価値を感じさせるポイントといえるでしょう。
3-2. サイズやカラーバリエーションが豊富
チューダーの時計は、スマートで小ぶりなモデルから存在感のあるサイズまで幅広く展開されており、手首の太さや着用シーンに合わせて選びやすい点が特徴です。
代表的なシリーズである「ブラックベイ」では、41mm、36mm、32mmの3つのサイズが展開されており、いずれも特有の存在感を放ちつつ、さまざまなコーディネートに馴染みやすい使い勝力の良さを備えています。
また、ブラックやシルバーといった定番色に加え、ブルーやレッドなど個性を演出できるカラーまで選べる、バリエーションの豊富さも見逃せません。
デザインの選択肢が豊富なため、ビジネスからカジュアルまで、自分のスタイルに合った一本を見つけやすいブランドといえるでしょう。
3-3. 価格と満足度のバランスに優れている
チューダーは、価格と満足度のバランスに優れていることでも高く評価されています。
高い防水性や耐久性に加え、自社製ムーブメントを搭載したモデルなど、本格的なスペックを備えながら、同クラスの高級時計と比べて価格帯は比較的抑えられています。
そのため、初めての高級腕時計としても選ばれやすく、購入後の満足感を得やすいでしょう。
4. チューダーの人気コレクションを一覧で紹介
チューダーには、用途やデザインの方向性が異なる多彩なコレクションが揃っています。
ここでは、チューダーの人気コレクションを一覧で紹介します。
多くの人に選ばれている理由についても触れているので、自分の好みに合ったコレクションを探す参考にしてみてはいかがでしょうか。
4-1. サブマリーナ
サブマリーナは、1950年代から1990年代にかけて製造されたダイバーズウォッチです。
防水性能や外装設計は本格派ながら、実用的なムーブメントを採用することで高いコストパフォーマンスを実現しました。
とくに1960年代後半に登場したRef.7016・Ref.7021のサブマリーナには、夜光塗料が施されている針「スノーフレーク」を採用しており、優れた視認性と独自性から現在のチューダーデザインの象徴とされています。
現在は生産終了となっていますが、その思想やデザインはブラックベイへと受け継がれ、ヴィンテージ市場では高い評価を受ける名作コレクションです。
4-2. ブラックベイ
ブラックベイは、現在のチューダーを象徴する主力コレクションです。
2012年に誕生し、1950〜60年代のサブマリーナに着想を得たヴィンテージ感あふれるデザインが特徴です。
スノーフレーク針など伝統的な意匠を現代的に再構築しながら、自社製ムーブメントを搭載し、高い防水性能も実現しています。
以下のようにサイズや機能が異なる派生モデルも豊富で、チューダーの中でも高い知名度を誇るコレクションです。
- Black Bay:41mm前後の定番モデル
- Black Bay 58:1950年代の防水時計をオマージュしたモデル
- Black Bay Chrono:スポーティなクロノグラフ機能を搭載したモデル
- Black Bay GMT:異なるタイムゾーンを同時に表示できるトラベルモデル
- Black Bay 68:43mmの大型ケースを備えた伝統的デザインを継承するモデル
- Black Bay Pro:固定ベゼルとGMT機能を備えたプロ仕様モデル
- Black Bay 54:37mmとヴィンテージ寄りのサイズ感を採用したモデル
- Black Bay One:ユニセックスかつシックな派生モデル
- Black Bay Bronze:ブロンズケースを採用したモデル
4-3. クロノタイム
クロノタイムは、自動巻きクロノグラフを象徴するコレクションです。
1970年に登場した初期クロノグラフを起点に、1980〜90年代には自動巻きムーブメントを搭載したモデルが展開され、文字盤に「CHRONO TIME」と表記された名称が定着しました。
スポーティな外観と実用性の高い構造を両立しているだけでなく、タイガーウッズとのコラボや特徴的なカラーリングなど、話題性の高いマーケティングが展開されていたことも特徴です。
現在は生産終了となっていますが、約30年にわたりさまざまなモデルが展開された人気コレクションであり、ヴィンテージ市場でも高い評価を受けています。
4-4. ペラゴス
ペラゴスは、現代技術を全面に押し出したプロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチです。
ダイバーズウォッチの完成度を高めたモデルとして、チタン製ケースや高い防水性能、ヘリウムエスケープバルブを備えた本格設計で注目を集めました。
近年は、ストラップバー固定構造を採用した「Pelagos FXD」や、扱いやすいサイズの「THE PELAGOS 39」、さらに超高防水性能を備えたモデルまで展開され、実用性と先進性を追求した独自のポジションを築きつつあります。
クラシック志向のブラックベイとは対照的に、機能重視のダイバーズウォッチとして支持されているモデルといえるでしょう。
4-5. ロイヤル
ロイヤルは、2020年に登場したスポーティーエレガントなコレクションです。
ケース一体型のブレスレットや装飾的なベゼルが特徴で、上品さと実用性を兼ね備えています。
サイズは28〜41mmまで幅広く、41mmモデルには曜日・日付表示を搭載しています。
ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く合わせやすく、コストパフォーマンスの高いモデルだといえるでしょう。
4-6. レンジャー
レンジャーは、探検・アウトドア用途を想定したフィールドウォッチです。
1960年代に登場したモデル名をルーツに、2022年にレギュラーコレクションとして復活しました。
黒文字盤に3・6・9・12のアラビア数字、赤い秒針を配した無駄のないデザインが特徴で、視認性と実用性を重視しています。
耐久性と価格のバランスに優れ、日常使いからアウトドアまで気兼ねなく使える一本です。
5. チューダー製時計のお手入れ&保管方法
チューダー製時計の価値を保つには、定期的なメンテナンスと適切な保管方法を意識することが大切です。
日常的なお手入れでは、リューズがしっかりとねじ込まれていることを確認したうえで、マイクロファイバークロスや柔らかいブラシを使い、石けん水で優しく汚れを落とすようにしましょう。
金属のサビを防ぐためにも、海水や汗が付着した場合は、真水で丁寧に洗い流すことが重要です。
保管に関しては、高温多湿や直射日光を避け、風通しの良い場所で保管するのが理想的です。
チューダーでは内部のクリーニングなどのアフターサービスも提供しているため、少しでも動作に異常が見られた際は、活用することをおすすめします。
6. まとめ
この記事では、チューダーの特徴やロレックスとの違い、人気コレクションの魅力を紹介しました。
チューダーはロレックス譲りの品質を保ちながら、価格と満足度のバランスに優れている点が強みです。
また、高い品質からチューダーは中古市場でも安定したリセール率を保っています。
もし、お手持ちのチューダーの現在の価値を知りたい方は、一度買取店で査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
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チューダーは、ロレックス譲りの堅牢性と独自のデザイン性により、近年中古市場での価値が非常に高まっています。特に「ブラックベイ」や「ペラゴス」といった現行の人気モデルはもちろん、生産終了した「サブマリーナ」や「クロノタイム」などのヴィンテージモデルは、コレクターの間でも需要が絶えず、高価買取が期待できるお品物です。
もし、お手元のチューダーを「最近使う機会が減った」「新しい時計への買い替えを検討している」ということでしたら、ぜひ「総合買取サロン タイムレス」へご相談ください。
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