2026.02.04

古い切手はどうすればいい?交換や買取など対処法を一挙紹介

古い切手

切手は、年代や料金改定に合わせてデザインが変更されることが多いため、家の中から現在では発行されていない「古い切手」が見つかることも珍しくありません。

古い切手ということで、つい不要品として処分してしまいがちですが、実は捨てずに活用できる方法がいくつかあることをご存じでしょうか。

この記事では、古い切手の扱いに迷っている人に向けて、捨てずに役立てるための活用方法をわかりやすく解説します。

1. 古い切手とは?

古い切手といっても種類はさまざまで、種類ごとにデザインの傾向も異なります。

ここでは、古い切手のイメージをより具体的にしていただくために、代表的な古い切手の種類を3つ紹介します。

以下の内容を参考に、お手元にある切手がどの種類に当てはまるのか、ぜひ確認してみてください。

1-2. 旧額面

「旧額面」は、現在の郵便料金体系が改定される前に発行された切手で、当時の料金に合わせた金額が印刷されています。

2024年9月に以下の表のような郵便料金へ改定されたため、現在の額面・デザインと異なる金額が記載されている切手は旧額面である可能性が高いです。

切手の値段 デザイン
1円 前島密の肖像
2円 エゾユキウサギ
5円 ニホンザル
10円 トキ
16円
20円 鹿
22円 桜葉
26円 鶯(うぐいす)
30円 キツネ
40円 七宝
50円 ニホンカモシカ
85円
弔事用85円
100円 サクラソウ
110円 千鳥
慶事用110円
140円 ヤマブキ
180円
270円
300円
350円 北山崎
500円 十和田八幡平国立公園(奥入瀬渓流)

現在の郵便料金とは異なるので、そのまま1枚で使うと料金が不足する場合がありますが、他の切手と組み合わせれば通常どおり使用可能です。

1-3. 記念切手

「記念切手」とは、特定の出来事や人物、文化的な催しを記念して発行される切手です。

オリンピックや国際博覧会などのイベントをモチーフにしたデザインが多く、通常の切手にはないデザイン性を誇ります。

限定的に発行されるものが多いため、観賞用や収集目的として集める人も多く、ものによっては高い価値を持つ場合もあります。

ただし、価値は「発行枚数」「テーマの人気」「保存状態」などによって大きく変動するため、記念切手すべてが高価になるわけではない点には注意が必要です。

1-4. 特殊切手

「特殊切手」とは、季節の行事や動植物、観光地など、特定のテーマに沿ってシリーズとして発行される切手です。

代表的な例としては、「お年玉年賀切手」「観光シリーズ」「国宝シリーズ」などがあり、近年ではアニメキャラクターがデザインされたものなど、ユニークなタイプも増えています。

一般的な普通切手に比べてデザイン性が高く、カラフルで親しみやすいことが特徴で、デザインによってはコレクター需要が高いものも多いです。

2. 自宅にある古い切手はそのまま使えるの?

デザインや額面が異なる古い切手でも、切手には使用期限がないため、使い方に注意すればそのまま使用することが可能です。

ここでは、自宅で見つかった古い切手を実際に使う際の、使用手順と注意点について解説します。

2-1. 古い切手を宛名貼付・郵送で使用する手順

古い切手を宛名貼付・郵送で使用する手順は以下のとおりです。

  1. 送りたい郵便物の料金を確認する
  2. 古い切手の額面を確認する
  3. 料金が足りなければ他の切手を足して合計を合わせる
  4. 封筒の右上に切手を貼る
  5. ポスト投函、または郵便局へ持ち込み

古い切手でも、基本的な使用手順は通常の切手と変わりません。

ただし、切手の種類によっては額面以上の価値が付いている場合があるため、使用する前にプレミア価格が付いていないか確認することをおすすめします。

2-2. 古い切手を使用する注意点

古い切手を使用する際は、切手が破れていないか、汚れがひどくないかを必ず確認しましょう。

白いフチ部分の軽い汚れであれば問題ありませんが、破損や大きな汚れがある場合は無効として扱われる可能性があります。

また、切手の中には、軍事的な意匠を含むものなど、デザインによって使用が制限される場合もあります。

不安な場合は、事前にデザインの背景や取り扱いについて調べてから使用することをおすすめします。

3. 古い切手をどう使用すべきか?3つの選択肢

古い切手は、現代の切手と同じように郵送に使用できるだけでなく、ほかにもいくつか活用方法があります。

ここでは、古い切手の扱いに悩んでいる人に向けて、代表的な3つの対処法を紹介します。

自分のニーズや古い切手のデザインによって、適切な選択肢が異なってくるので、損をせず古い切手を有効活用したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

3-1. 郵便局で交換

古い切手は、郵便局で新しい切手やハガキ、レターパックなどに交換できます。

使いにくい金額の切手や、旧額面の切手が大量にある場合でも、現行の使いやすい金額にまとめられるため便利です。

多少状態が悪い切手でも交換できるケースが多いため、観賞用ではなく「実用目的で使いたい人」にもおすすめの方法です。

ただし、交換の際には次のような手数料がかかるため注意しましょう。

~99枚(1枚につき) 100枚以上(1枚につき)
郵便切手・通常はがき 6円 13円
往復はがき・郵便書簡 12円 26円
レターパック封筒・スマートレター封筒 55円 78円
10円未満の郵便切手や通常はがき 合計額の半額 13円

3-2. 買取サービスを活用する

古い切手は、郵便として使用するだけでなく、買取サービスを利用して現金化することもできます。

とくに記念切手やシリーズ切手、未使用の切手はコレクター需要があるため、切手専門店や買取業者に査定してもらうことで、額面以上の価値がつく場合もあります。

ただし、かつて切手収集ブームによって市場価格が高騰した時期がありましたが、現在は需要の低下により価値が大きく下がっているのが実情です。

そんな買取事情もあり、買取に出しても期待した価格にならないケースが多い点には注意しましょう。

3-3. NPO団体などに寄付する

古い切手は、NPO法人やボランティア団体へ寄付することで、社会貢献に役立てる活用方法もあります。

未使用切手はもちろん、封筒に貼られた使用済み切手でも、周囲の紙を1cmほど残して切り取れば寄付の対象になることが多いです。

価値が低い切手やバラの切手でも、数が集まれば大きな支援につながるので、家で眠っている切手を有効活用したい人におすすめの方法です。

寄付を受け付けている団体は、公式サイトなどで送付方法が案内されているので、確実に寄付するためにも、発送前に確認するように心がけましょう。

4. 古い切手を有効活用するためにも!対処法のメリット・デメリットで徹底比較

ここでは、古い切手をどの方法で活用するか判断しやすくなるように、各対処法のメリット・デメリットを表でまとめました。

それぞれの方法に向いている切手の特徴も整理していますので、どの対処法を選ぶか迷っている人は参考にしてみてください。

対処法 メリット デメリット 向いている切手
郵便局で交換
  • 確実に使える形にできる
  • レターパックやはがきなど実用的なものに変えられる
  • 大量の枚数があると手数料が高くつく
額面が古く使いにくい切手
買取サービスを活用
  • 現金化できる
  • 価値の高いものは額面以上になる可能性もある
  • 低い価格で買い取られる事も多い
記念切手・シリーズ切手・未使用の大量ストック
NPO団体に寄付する
  • 社会貢献につながる
  • 使用済み切手でも寄付可能な場合が多い
  • 金銭的な利益は得られない
  • 送料が必要となる場合が多い
価値が低いバラ切手や大量の古切手

5. 高く売れる切手の条件とは

買取サービスで高値がつきやすい切手には、いくつかの共通した特徴があります。

事前に共通点を把握していれば、切手の価値をある程度判別できるので、最適な活用方法をより導きやすいです。

ここでは、高く売れる切手の条件を3つ紹介します。

高い価値を持つ切手を見逃さないためにも、ぜひ下記の条件に当てはまるかチェックしてみてください。

5-1. 発行年が古い(希少性が高い)

「発行年が古い切手」は市場に残っている枚数が少ないため、希少性が高くなりやすく、買取価格が上がりやすい切手の代表例です。

とくに、戦前や明治・大正期に発行されたもの、あるいは流通枚数が少なかった地域用切手などは、コレクターからの需要が高い傾向にあります。

また、古い切手は経年劣化しているものがほとんどのため、未使用・色あせなし・折れなしといった状態が良いものは、さらに高く評価されやすいです。

5-2. シートで保管してある

シート状態は、発行当時の形がそのまま残っており、保存状態が良い可能性が高いため、コレクター需要が強い傾向があります。

シートの端に印刷されたシリアルナンバーや発行情報が残っている場合は、希少性が高まるため、より高い評価につながります。

ただし、折れや日焼けなどのダメージがあると価値が大きく下がってしまうので、保管や取り扱いには十分な注意が必要です。

5-3. 状態が良い

色あせや汚れがなく、折れや破れのないもの、裏面の糊(のり)がきれいに残っている未使用品が高い価格がつきやすいです。

買取に出す際にも、あらかじめ折れや汚れを取り除いていれば、査定額が上がる可能性があるため、買取前に状態を整えてあげるとよいでしょう。。

6. 高く売れる古い切手を一覧で紹介

切手の需要が減少している現在では、古い切手の買取相場も低下傾向にあります。

しかし、デザインやテーマによっては、今でも高い価値を保っている切手も存在します。

ここでは、現在でもコレクター人気が高い代表的な切手シリーズを3種類紹介します。

買取市場で注目され続けている中国切手についても触れていますので、「どんな切手に価値がつきやすいのか知りたい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

6-1. 見返り美人

「見返り美人」は、1948年に発行された日本の記念切手です。

浮世絵師・菱川師宣の代表作「見返り美人図」をモチーフにしたデザインが特徴で、その美しさと芸術性の高さから、戦後切手の中でもとくに人気が高いシリーズとして知られています。

発行枚数が多くなかったことに加え、当時の保存環境の問題から、未使用で状態の良いものは希少価値が高いため、プレミア価格が期待できます。

なお、1991年には復刻版も発行されていますが、高い価値がつくのは1948年発行のオリジナル版のみなので、見極めには注意しましょう。

6-2. 皇室記念切手

「皇室記念切手」とは、即位・ご成婚・記念式典など、皇室に関わる特別な出来事を記念して製作された切手シリーズです。

格式の高いテーマで制作されるため、気品のあるデザインが多く、コレクターから安定した人気を集めています。

中でも、以下の切手は評価が高く、保存状態が良い未使用品であれば高価買取の対象となります。

  • 明治天皇銀婚記念切手(1894年発行)
  • 裕仁立太子記念切手(1916年発行)
  • 皇太子結婚式記念(1923年発行)

一方で、1990年代以降に発行された皇室記念切手は発行数が多く、希少性が低いため、高価買取になりにくい点には注意が必要です。

6-3. オリンピック記念切手

「オリンピック記念切手」は、夏季・冬季オリンピックの開催や関連行事を記念して発行された切手です。

日本でも大きな注目を集めるイベントであるため、記念切手としてコレクターからの高い人気を誇ります。

オリンピック記念切手の代表的な種類は、以下のとおりです。

  • 東京オリンピック(1964年発行)
  • 札幌オリンピック(1972年発行)
  • 長野オリンピック(1998年発行)

東京オリンピックの記念切手は発行数が多かった分、価値がいくらか下がりやすい傾向がありますが、未使用で保存状態のよいものは需要もあるため、状態を確認して買取に出すか決めるとよいでしょう。

6-4. 【番外編】中国切手

「中国切手」は、切手コレクターから高い人気を獲得しており、とくに1950〜1970年代に発行されたシリーズが買取市場で高い価値を持つ傾向があります。

「毛沢東切手」や「赤猿切手」など、高価買取例がある切手シリーズが複数あるので、見慣れない海外の切手を見つけた人は、中国切手に該当しないか一度チェックすることをおすすめします。

7. 古い切手を買取してもらう際の注意点

ここでは、古い切手を買取に出す際に事前に確認しておきたい注意点を2つ紹介します。

買取サービスの選び方は、査定額に大きく影響する重要なポイントです。

切手の価値を正しく評価してもらうためにも、以下のポイントをチェックするように心がけましょう。

7-1. ニーズに合った買取方法を選択する

古い切手を買取に出す際は、切手の種類や状態に合わせて買取方法を選ぶことが大切です。

たとえば、価値が高い記念切手やシート状態の切手は、切手専門店や専門買取業者に査定を依頼するのが適しています。

一方でバラ切手や使用済み切手など価値が低いものは、まとめ買取に対応している業者や宅配買取サービスのほうが効率的です。

また、持ち込み・出張・宅配などの買取方法を、手間や切手の枚数に応じて選ぶように意識すると、スムーズに買取を進められます。

7-2. 複数の買取サービスに見積りしてもらう

古い切手を買取に出す際は、複数の買取サービスに見積りを依頼するように心がけましょう。

業者ごとに査定基準や得意分野が異なるため、同じ切手でも買取額に差が出ることも珍しくありません。

1社だけで決めてしまうと、本来より低い価格で手放してしまう可能性があるため、最低でも2〜3社に査定を依頼し、比較してから売却先を決めると安心です。

8. まとめ

この記事では、古い切手の扱いに迷っている方に向けて、捨てずに役立てるための活用方法を解説しました。

一見使い道がなさそうに思える古い切手でも、通常の郵便に使用できるほか、デザインや状態によっては買取によって現金化できる場合もあります。

古い切手が大量にあり、処分に迷っている場合は、一度買取サービスで査定してもらい、査定結果に応じて最適な活用方法を選ぶとよいでしょう。

ご案内
古い切手の買取ならタイムレス

ご自宅に眠っている古い切手はございませんか?

大手百貨店やショッピングモールに店舗を展開し、信頼と実績の買取でご好評をいただいている総合買取サロン タイムレスにお任せください。

今すぐ査定依頼

※ 全国共通コールセンター : 受付時間10:00~18:00(当社が定める年末年始休暇を除く)

 

📌古い切手の売却を検討している方へ

ご自宅に昔集めていた古い切手はありませんか?
お手元のアイテムが思わぬ価値を持っているかもしれません。状態が良ければ良いほど査定額もアップしますので、丁寧に保管・お手入れしておくことをおすすめします。

タイムレスでは、昔の切手やコイン、楽器といった趣味のお品物についても高価買取を行っております。無料相談・無料査定も承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

この記事をシェアする

タイムレスの買取対象品目

「価値があるのかどうか分からない」「こんな物売れるの?」
そんなお品物でもぜひお持ちください。

その他:古銭・ブランド食器・楽器・骨とう品・カメラなど
※買取対象品目は店舗・催事ごとに異なります
※また、未成年者からの買取はできません。酒類の買取に関しては20歳以上のお客様のみ対象となります。各店舗・催事ページをご確認いただくか直接お問い合わせください

TOPへ戻る