切手シートとは?~その特徴や買取方法について解説~
時代ごとに多種多様なデザインで発行されている切手は、一種のコレクターアイテムとしても人気が高く二次流通市場においても活発に取引される商品です。
そんな切手の中でも特に価値を持ちやすいのが、複数枚の切手からなる「切手シート」。本記事では切手シートの特徴をはじめ、買取のコツや保管方法に至るまで解説していきます。
Contents
1. 切手シートの定義
切手シートとは、複数枚の切手がつながったシート状になっている商品のことを指します。切手は通常郵便局において切手シートの形で販売されているので、ほとんどの方は目にしたことがあることでしょう。切手シートと対となる言葉としては、「バラ切手」があります。これはシートから切り離されて一枚ずつになった切手のことで、いわゆる切手を使用するときの状態でもあります。
ただし、切手買取においては切手シートの定義は更に厳密に定義されていることに注意が必要です。切手シートの余白にあたる「耳紙」と切手の裏面についた「糊」が落ちていないことが買取における切手シートの条件なので、切手シートの買取を考えている方はぜひ覚えておいてください。
1-1. 切手シートの購入方法
現在販売中の切手シートは一般的に郵便局の窓口で購入できますが、最近では郵便局はネットショップも構えるようになっています。郵便局の窓口を営業時間内に訪れることが難しい方には、便利なネットショップの利用がおすすめです。
すでに生産が停止されている切手シートを購入するには、切手専門店や金券ショップ、フリマアプリといった二次流通市場を利用しましょう。こうした店舗・アプリでは希少な切手シートが販売されていることも多く、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
2. 切手シートの買取について
切手シートは買取に出すことで、ある程度まとまった金額のを受け取れる場合もあります。そこで本章では、切手シートの買取について以下の観点に分けて解説していきます。
- 切手シートとバラ切手の価値の違い
- 切手シートの売却方法
- 切手シートの買取相場
- 切手シートを高く売るコツ
- 切手シートの保管方法
切手シートの売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
2-1. 切手シートはバラ切手よりも価値が高い
切手シートはバラ切手に比べて、基本的に中古市場においての評価が高い傾向にあります。というのも、保管のしやすさや見栄えの良さ、さらにはコレクターアイテムとしての需要から切手シートのほうが高額査定がつきやすいのです。そのため、切手シートとして売却できそうな商品をお持ちの場合は決して切り離さずに、シート状のまま査定に出すことをおすすめします。
ただしバラ切手であっても、とくに人気や希少価値の高い切手であれば事情は異なります。具体的には、限定発行の切手や人気の中国切手、印刷のズレや色抜けのあるエラー切手などがこの希少価値の高い切手の代表例です。
2-2. 切手シートの売却方法
切手シートの売却方法としては、主に以下の方法が挙げられます。
- 中古品買取店
- フリマアプリ
- ネットオークション
このうち、もっともおすすめの方法は中古品買取店の利用です。中古品買取店には切手シートに関する深い知識と経験を持った査定員が在籍していることも少なくなく、市場価値を丁寧に見極めて適正な価格をつけてくれることを期待できます。
フリマアプリとネットオークションに関しては、実店舗を訪れる必要がないことはもちろん、ある程度買取価格を自分でコントロールできる点も魅力です。ただし、買取価格が思った以上につかなかったり、個人間取引ならではのトラブルが起きたりする可能性も留意しておくことが必要です。
2-3. 切手シートの買取相場
切手の中でもっとも流通している「普通切手」の場合、バラでの買取相場は額面金額の30%~と言われており、切手シートであればもう少し高い金額が期待できるかもしれません。ただ、現存数の少ないレアな切手は希少価値が高いため、額面よりも高い金額がつくこともあります。
額面よりも高額な査定が可能な切手としては、「記念切手」「特殊切手」「中国切手」「航空切手」などが挙げられます。なかでも中国切手は高額買取が期待しやすく、一枚数万円で取引される場合もあります。
2-4. 切手シートを高く売るコツ
切手シートを高く売るためには、以下の点が重要になります。
- 切手シートはバラさない
- 買取相場を把握する
- 良い状態で保管する
- 不要な切手はまとめて査定に出す
先述の通り、切手シートはバラの切手よりも買取価格が上がる傾向にあります。そのため、切手シートは決してバラさず、そのままの状態で買取に出してください。
次に、売却予定の切手シートがどの程度の相場で取引されているのかを確認しましょう。切手相場は、インターネット上で「切手シートの名前+相場」で検索できます。ここでわかる相場は保存状態が非常に良い想定であることが多いため、実際の買取り額と異なる場合がある点には注意が必要ですが、買取相場がわかっていると査定前におおよその買取額が予想でき、査定額が出たあと、売却するかキャンセルするかの判断がしやすくなります。万が一不当に低い査定をされた場合でもスムーズに買取拒否の判断が可能です。
また、切手シートの買取額に大きく関わってくるのが商品の状態です。二次流通市場における買取は、基本的に再販売もしくはコレクションを目的としているため、保存状態の良い切手シートほど高い買取額がつきます。そのほか、不要な切手があればなるべくまとめて査定に出すことでも、総買取額は上がりやすくなります。
2-5. 切手シートの保管方法
切手シートを状態良く保存しておくことは、コレクションとしての満足度の向上のみならず、先述の通り切手シートを高く売却することにもつながります。
切手シートを保管する際にまず重要と言えるのが、切手シートをバラさずに、シート状のまま保管することです。可能であればストックブックなどを用いることで、切手を汚さずにきれいなシート状のまま保管することができるはずです。
また、切手をきれいな状態に保つためには「光の当たる場所」「湿度の高い場所」「温度差の激しい場所」を避ける必要があります。とりわけ、直射日光や高温多湿の場所では切手の状態が急激に劣化する可能性があるので注意をしてください。
加えて、人間の手についた皮脂も切手の状態の悪化につながります。切手シートを触る必要があるときには、手袋をしたりピンセットを使ったりといった工夫が重要です。
3. お年玉切手シートとは?
お年玉切手シートとは、毎年デザインを変えて発行され、年賀はがきの抽選で入手できる特別な小型切手シートです。通常の切手として使用できることに加えて、日本の伝統行事やその年の干支をモチーフにしたデザインで高い芸術性を持つことが大きな魅力と言えます。
1950年に初めて発行されたこの切手シートは近年抽選に加えて枚数限定で販売されるようになったものの、依然として入手できる人の数は少なく、希少価値が比較的高い商品となっています。
3-1. お年玉切手シートと年賀切手の違い
お年玉切手シートと混同されがちな商品が、年賀切手です。年賀切手は年賀状や年始の郵便物に使用するために販売される切手であり、お年玉シートとはその位置づけに明確な違いがあります。
ひとつには、お年玉切手シートが主に抽選のみで入手できる限定の記念品切手シートであることに比べて、年賀切手は郵便局の窓口で誰でも購入できるものであり、その入手方法は大きく異なっているのです。
3-2. お年玉切手シートが人気の理由
お年玉切手シートは発行枚数の限られる限定品であることからコレクションとしての価値がある場合が多く、発行年によってはプレミア価格での買取となることもあります。毎年デザインが変更されることもあり、切手コレクターの中にはかなりの数のお年玉切手シートをコレクションしている方も少なくありません。
とりわけお年玉切手シートの誕生初期に発行されたものはそもそも発行枚数が少なかったこともあり、高額で取引されやすくなっています。
3-3. 価値の高いお年玉切手シート
お年玉切手シートの中でも、特に価値の高いシートにはどのようなものがあるのでしょうか?先述のように、高く取引されやすいのはお年玉切手シートが誕生してから数年以内に発行された商品であり、現在では“プレミアがついている”とも言える状況です。
歴史上最初に発行されたお年玉切手シートは、1950年発行の「応挙の虎」。円山応挙の名画「龍虎図」をモチーフに、迫力と繊細さが同居した見事なデザインに仕上がっています。額面価格はわずか2円ですが、現在の中古市場ではその数千倍以上の価格になるとされています。
応挙の虎に続いて1951年に発行されたのが、うさぎ年を記念した「少女と兎」です。応挙の虎とは打って変わって少女がうさぎを抱いたかわいらしいデザインが特徴的で、その取引価格は状態によって数千円ほどになります。
続く1952年には、能楽で使用される面を描いた「翁の面」が発行されました。翁の面は能楽においてもっとも重要とされる曲「翁」で使用されるもので、日本の伝統芸能の持つ神秘的な雰囲気が伝わってきます。この翁の面も少女と兎同様、状態が良ければ数千円程度で買い取ってもらえます。
最後に紹介するお年玉切手シートは、1953年発行の「三番叟(さんばそう)人形」です。三番叟とは新年の祝賀に使用される衣装のことで、縁起の良いモチーフとされています。このシートは本来4枚構成であるところ6枚に見えることからコレクターの間で“ダブ”とも呼ばれており、取引価格は数千円程度です。
4. 切手シートに関する定番Q&A
ここまで切手シートの特徴や買取についてお伝えしてきましたが、これらの情報だけではご自身の困りごとは解決できないとお感じの方もいることでしょう。
そのでこの章では、「切手シートに関する定番Q&A」と題して切手シートのよくある質問とその回答を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
4-1. 古い切手シートは使える?買取は?
結論から言えば、切手には使用期限がなく、基本的に古くても使用できます。例えば、買取に出してもあまり価値がつきそうにないという時には、実際に使用することも選択肢に入れてみてください。
ただし、戦争との関係が強い一部の切手は、使用不可となる場合があります。古い切手が使用できるものか不安であれば、郵便局まで確認しに行っても良いでしょう。
また、買取に関しては古いものほど希少価値が高い切手シートも多く、その分プレミアがつきやすいため、古い切手シートが見つかったらまずは査定に出してみることをおすすめします。
4-2. 破れた切手は使える?破れた切手シートの買取は?
切手を誤って破ってしまったとしても、切手の大部分が残っているものは問題なく使用できます。またもちろん、表面に傷や汚れがある程度では支障はありません。
では、切手シートを破ってしまった場合の買取はどうでしょうか?軽微な破損であれば買取可能な場合が多いものの、買取価格の低下は避けられないでしょう。切手シートの買取では切手そのものに限らず、シートの周りの余白部分でさえも切り離すと価値が下がるとされています。そのため、切手シートはなるべく破らないよう注意することが大切なのです。
4-3. 一部を切り離した切手シートでも買取可能?
上述の破れた切手と同様、一部を切り離してしまった切手シートも買取対象となりますが、買取価格は下がる傾向にあります。
切手シートとして価値が高いのは、あくまで発行されたときのままの状態である場合。例え数枚であっても切り離してしまうと、バラ切手と価値はほとんど変わらなくなってしまいます。
5. まとめ
本記事では、複数枚の切手がシート状になった「切手シート」について紹介してきました。
シート切手はシート状であるがゆえ、コレクション性が高く自分で持っておくにも買取に出すにも価値の高い商品です。デザイン性の高いものなら手元において眺めるだけでわくわくするでしょうし、プレミアのつく商品なら買取に出して相当の金額を手に入れることもできるでしょう。
本記事を通して、切手シートの魅力が伝わっていれば幸いです。
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