2025.10.28

カメラ初心者必見!一眼レフカメラの基礎知識と中古事情とともに解説

一眼レフ

スマートフォンで気軽に写真を撮影できますが、「旅行シーンや自分の趣味をよりきれいな写真で残したい」と考える人も少なくありません。

そんな趣味をより豊かにしたいニーズが高まっている背景もあり、一眼レフカメラの人気が高まっていることはご存知でしょうか?

挑戦するハードルが高そうに見える一眼レフカメラですが、リユース需要を利用することで、安い費用で挑戦することも可能です。

この記事では、カメラ初心者に役立つ、一眼レフカメラの基礎知識を中古事情とともに解説します。

1. 旅行や趣味などで再加熱?カメラの人気が戻りつつある

スマートフォンの登場以降、スマートフォンでも簡単に撮影できることから、カメラの人気は下降傾向にありました。

しかし、GfK Japanの調査によって、2023年にカメラ市場が13年ぶりにプラスに転じ、カメラが人気を取り戻しつつあることが判明しています。

今後は「推しをきれいな写真で撮りたい」「きれいな写真をSNSにあげたい」など、令和ならではの需要に応える形で、カメラの人気はさらに高まっていくと推測されます。

2. 一眼レフカメラとは

一眼レフカメラは、レンズから入った光をミラーで反射させ、ファインダーに映し出すことで、高画質な写真を撮影できるカメラです。

レンズ交換が可能なうえ、操作の自由度が高いため、使いこなせればプロレベルの写真を撮影できます。

ここでは、高性能なカメラ「一眼レフカメラ」をより深く理解できるように、デジタルカメラとの違いと主要メーカーについて解説します。

2-1. デジタルカメラとの違いとは

一眼レフカメラはカスタマイズ性・操作性が高い分、一般的なデジタルカメラ(コンパクトデジタルカメラ)と使い勝手が大きく異なります。

一眼レフカメラの個性を把握するためにも、以下の表を参考にコンパクトカメラとの違いを理解してみてはいかがでしょうか。

種類 一眼レフカメラ コンパクトデジタルカメラ
レンズ 交換可能 固定レンズ
画質 センサーが大きく高画質なため、背景ボケを含めた表現の幅が広い センサー小さめで画質は良いがボケは少ない
操作性 マニュアル操作が充実 基本は自動モード中心
サイズ・重量 大きくて重い 小型・軽量で持ち運びやすい

2-2. 一眼レフカメラの主要メーカー

一眼レフカメラは複数の国内メーカーが生産しており、世界シェアの7割が日本メーカーであるほど、大きな産業になっています。

ここでは、国内における一眼レフカメラの主要メーカーを3つ解説します。

■2-2-1. キヤノン

キヤノンは、20%以上の世界シェアを誇る、一眼レフカメラで最も大手のメーカーです。

「EOS-1D」シリーズや「EOS 6D」シリーズなど、プロ御用達の一眼レフカメラから、初心者向けに扱いやすい「EOS Kiss」まで多種多様なカメラを生産しています。

■2-2-2. ニコン

ニコンは、軍事産業メーカーとしての経験を活かした、頑丈な作りの一眼レフカメラを生産しているメーカーです。

代表的なシリーズは、「Z」シリーズや「D」シリーズなどであり、特にDシリーズは初心者から上級者まで愛用されている逸品です。

■2-2-3. ソニー

ソニーは、キヤノンと同等の世界シェアを誇る、ミラーレスカメラを主力としているメーカーです。

「α7」シリーズや「α9」シリーズなど複数のシリーズを展開しており、軽量に特化したモデルなど、個性豊かな性能を持つミラーレス一眼カメラを開発しています。

3. 一眼レフカメラの種類をメリット・デメリットとともに一挙紹介

一眼レフカメラといっても技術の進歩からさまざまな種類に派生しており、それぞれの個性が異なるため、使い勝手が少しずつ異なります。

自分にぴったりな一眼レフカメラを見つけるためにも、ここでは、一眼レフカメラを3つの種類に分け、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

3-1. 一眼レフカメラ(フィルムカメラ)

一眼レフカメラ(フィルムカメラ)は、撮影レンズで取り込んだ光をミラーで反射させ、ファインダーに映し出す、デジタルよりも古いシステムで撮影しているカメラです。

古いシステムで撮影するがゆえに、独特な質感を演出でき、存在感のある写真を撮影できます。

使用する上で知っておきたい、一眼レフカメラ(フィルムカメラ)のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
  • デジタルにはない質感
  • コレクション価値が高い
  • ランニングコストが高い
  • 撮影ミスが現像しないとわからない
  • 現像に時間がかかる

3-2. デジタル一眼レフカメラ

デジタル一眼レフカメラは、従来の一眼レフの構造を引き継ぎつつ、記録媒体をフィルムではなくイメージセンサーに置き換えたカメラです。

フィルムカメラよりも使い勝手が向上しているだけでなく、レンズを交換しつつ、本格的な写真が撮影できる機能性も両立しています。

使用する上で知っておきたい、デジタル一眼レフカメラのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 交換レンズが豊富
  • 高画質な写真が撮影できる
  • 動きのある被写体も撮影しやすい
  • ミラーレス等よりサイズが大きく、持ち運びに不便
  • 操作が複雑
  • 本体のカラーバリエーションが少ない

3-3. ミラーレス一眼

ミラーレス一眼は、デジタル一眼レフカメラからミラーを省き、より小型化させたカメラで、現在の一眼レフカメラの中で主流となっています。

持ち運びしやすいうえ、手ブレ補正機能など使い勝手に優れている機能が充実しているため、カメラ初心者でも充分に使いこなせます。

使用する上で知っておきたい、ミラーレス一眼のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 小型かつ軽量
  • デザイン性が豊富
  • 機能が充実している
  • 交換レンズが比較的高価
  • バッテリーの持ちが短い

4. 自分にぴったりな一眼レフカメラとは?選び方のポイント5

一眼レフカメラは多彩なニーズに応えるために、多くのメーカーからさまざまなモデルが展開されています。

そのため、選択肢が多く自分好みのものが見つかりやすい反面、種類が多すぎるゆえに何を選べばいいのかわからない人も少なくありません。

ここでは、自分にぴったりな一眼レフカメラを見つけるのに役に立つ、選び方のポイントを5つ解説します。

4-1. 操作性

快適に撮影を続けるためにも、性能だけでなく操作性にも注目しましょう。

ボタンやダイヤル配置が手になじむか、ファインダーやグリップの握りやすいかなど、できれば手に取って確かめることをおすすめします。

一眼レフカメラは機能が多彩なため、メニュー表示がわかりやすいかもチェックしたいポイントです。

4-2. サイズや重さ

サイズ・重さは、持ち運びや撮影シーンに直結するポイントです。

長時間の撮影や旅行では軽量モデルの方が使いやすいですが、大型ボディの方がバッテリー時間や耐久性に優れるなど、メリット・デメリットが異なります。

自分が主に使うシーンをイメージし、問題なく持ち運べる最大の重量を決めておくと、カメラ選びがしやすくなります。

4-3. 機能性

一眼レフカメラの機能性は、自分の撮影目的に合っているかを見極めることが重要です。

以下に一眼レフカメラの代表的な機能をまとめました。

  • オートフォーカス:顔認識や瞳オートフォーカス、動体追従性能などモデルによって機能が異なる
  • 手ブレ補正:段数の数値が大きいほど、手ぶれを抑えやすい
  • 動画撮影:フルHDや4K対応など対応範囲が異なる
  • 転送機能:Wi-FiやBluetooth機能があればデータの転送がスムーズ

どんな機能が欲しいか優先度を決めて、モデルごとに機能を比較するとよいでしょう。

4-4. 画素数

画素数は、写真の解像度や細部表現に直結します。

高画素数ほど大きなサイズで印刷したり、撮影後にトリミングしても画質を保ちやすいです。

ただし、画素数が高いほどデータ容量が増え、処理速度や保存に負担がかかるため、使い勝手とのバランスが重要です。

4-5. 撮りたいシーン

一眼レフカメラを選ぶ際は、撮りたいシーンを明確にすることが重要です。

旅行や日常スナップ中心なら軽量モデル、風景や星空撮影なら高画質・高感度に強い機種など、シチュエーションによって最適なモデルが異なります。

自分の利用シーンを想定し、優先したい性能や使用したいレンズ構成を考えておくと、効率よくカメラ選びを進められます。

5. 一眼レフカメラは中古品でも価値が高い傾向がある!

一眼レフカメラは高性能がゆえに高価な傾向がありますが、リユース需要も高いです。

そのため、新品を購入して万が一手放す判断になっても、中古品として売却することで、ある程度の費用を取り戻せます。

新品の一眼レフカメラを購入する際には、中古取引に関する情報を把握しておくと、損するリスクを抑えられます。

6. 中古一眼レフカメラを高く売るポイント2選

購入後も資産価値が高い一眼レフカメラですが、高く売るためには買取先や時期に注意しなければなりません。

ここでは、中古一眼レフカメラを高く売るポイントを2つ解説します。

実践しやすいポイントをまとめたので、愛用したカメラの価値をなるべく引き出すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

6-1. 新型カメラが販売される前に売る

中古一眼レフカメラは、新型モデルが発表・発売されると一気に需要が下がり、相場も値崩れしやすくなります。

そのため、少しでも高く売りたいなら新型登場前のタイミングで売却するのが有効です。

カメラの買取価格を予測するためにも、自分が使用しているシリーズの情報は、購入後もこまめにチェックしておきましょう。

6-2. 買取実績が豊富な業者を選ぶ

中古一眼レフカメラを高く売るには、買取実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。

豊富な取引経験がある業者は、市場相場を正確に把握しており、適正な査定額を提示してくれます。

また、中古一眼レフカメラを豊富に取り扱っている店舗は在庫を確保するために、一眼レフカメラの買い取り強化キャンペーンを実施するなど、高価で買取してくれることも珍しくありません。

7. 【カメラ初心者は知っておきたい】中古一眼レフカメラを購入するリスクとは

一眼レフカメラを安く購入するために、ついつい中古一眼レフカメラを購入したくなりますが、中古一眼レフカメラには以下のようなリスクも存在します。

  • シャッター回数や内部劣化による故障
  • センサーやレンズの不具合
  • 日本語が未対応
  • 改造や非純正部品の混入

初心者には、カメラの正常な状態を見極めるのはハードルが高いため、最初は新品の購入をおすすめします。

どうしても中古一眼レフカメラでコストを抑えたい場合は、査定経験が豊富かつ返品対応が可能な、信頼できる中古販売店を活用するように心がけましょう。

8. 高く売るためにも!一眼レフカメラのお手入れ方法とは

一眼レフカメラは使用すればするほど、どうしても本体にダメージが蓄積されていってしまいます。

なるべく日々のダメージを軽減して、買取金額を高くするためにも、定期的にメンテナンスすることが大切です。

ここでは、一眼レフカメラを長く愛用することにもつながる、お手入れ方法について解説します。

8-1. 掃除に使用するアイテム

一眼レフカメラは繊細な機械なので、通常の掃除道具では本体にダメージを与えてしまうケースも多いです。

本体にダメージを与えず、細部まできちんと掃除したい人は、以下の掃除アイテムを活用することをおすすめします。

  • ブロアー:レンズやセンサーのホコリを吹き飛ばす、ゴム製の空気ポンプ
  • クリーニングクロス:レンズの指紋や油脂汚れを拭き取る
  • クリーニングブラシ:本体の隙間に入ったゴミを取り除ける
  • センサークリーニングキット:センサーに付いたしつこいゴミを除去する、専用スワブと洗浄液のセット

8-2. お手入れ手順

掃除用具を準備したら、以下の手順でお手入れを進めると、本体を隈なく掃除できます。

  1. 作業環境を整える:風のない室内がおすすめ
  2. ファインダーの汚れを取る:強く擦らないように注意が必要
  3. センサーの汚れを取る:レンズを取り付け、白い背景の場所を映すことでゴミを確認できる
  4. カメラボディの汚れを取る:クリーニングクロスやクリーニングブラシで汚れを掃除する

初心者が自分で掃除するなら、まずは外装やレンズの表面を掃除することをおすすめします。

センサー内部は繊細な箇所が多いため、無理をせずにメーカー正規修理認定店に相談することを検討しましょう。

9. まとめ

この記事では、カメラ初心者に役立つ、一眼レフカメラの基礎知識を中古事情とともに解説しました。

一眼レフカメラはスマートフォンでは撮影できない、高画質な写真を撮影できます。

買取サービスを活用することで、低リスクで一眼レフカメラに挑戦できるので、ハードルが高いと感じている人は、買取サービスの利用を見越した運用に心がけてみてはいかがでしょうか。

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